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費用・相場

フォーム営業代行の料金相場|37社の公開価格で見る単価と初回総額

フォーム営業代行の料金相場|37社の公開価格で見る単価と初回総額

フォーム営業代行の料金は、手動送信なら1件20〜40円、自動送信なら1件5円前後からが中心です。この記事では、当サイトに掲載している営業代行会社のうち、フォーム営業に対応する37社の公式サイトの公開価格を集計し、料金相場と、見積もりを比べるときに見落としやすいポイントを解説します。

※料金は2026年9月時点で各社の公式サイトに記載されている金額です。税込・税抜は各社の表記に従っています。最新の金額は各社にご確認ください。

フォーム営業代行の料金相場は1件20〜40円

フォーム営業代行とは、営業先企業のWebサイトにある「お問い合わせフォーム」から、営業文を代わりに送ってくれるサービスです。37社のうち、料金を公開しているのは約半数で、残りは個別見積もりでした。

公開されている料金を、送信のしかたと料金体系で分けると次のようになります。

区分 公開料金の中心 主な内容
自動送信(AI・ロボット) 1件5〜20円 プログラムがフォームに入力して送信する
手動送信 1件20〜40円 スタッフが1件ずつ目視で入力・送信する
手動送信+リスト作成 1件35〜65円 送信先リストの作成まで任せる
月額固定(送信中心) 月3万〜10万円 月の送信件数が決まったプラン
月額固定(運用・テレアポ込み) 月10万〜75万円 反応した企業への電話や商談設定まで含む

1件あたりの料金を公開している会社を並べると、次のとおりです。

会社・サービス 1件あたりの料金 備考
LeadFormer(エンカレッジ) 自動5円/ハイブリッド20円/手動30円(税別) 自動は最低請求1万円
クラウドセールス株式会社 ―(月額固定:月10万円〜・税抜) フォーム中心の商談獲得プラン。3ヶ月〜
HIROGARU 有人投稿代行 10円〜 月額8,800円(税込)のツール利用が前提
FutureSearch 18〜20円(税抜) 月額プランに送信件数が含まれる
IB式 問い合わせフォーム営業代行 20円(税別) 送信成功分のみ。リスト・原稿作成無料
Contact DM 初回25円(税別)/2回目以降30円 5,000通未満は基本料金3万円
エーポケ 25円/45円/65円(税別) リストの有無でプランが分かれる。初期費用3万円
NetReal+ 30円(税抜) 基本料金5,000円。3,000件〜
SHINOBI MAIL 30円/リスト作成込み35円 送信成功分のみ課金
WEBAPO 33円(リストなし)/55円(リスト付き)(税込) 月額11,000円・初期費用55,000円(税込)
テイクウェーブ 配信32〜36円+検索16〜36円 送信先の検索費用が別にかかる
SakuSaku 40円/50円/60円 2,000件〜・初回は3ヶ月〜

表のとおり、「1件20円」「1件30円」と書かれていても、リスト作成の有無、基本料金、初期費用の条件がそれぞれ違います。単価だけを並べても、実際にかかる費用は比べられないというのが、公開価格を集計してわかったいちばん大きなポイントです。

料金体系は3種類:従量課金・月額固定・成果報酬

フォーム営業代行の料金体系は、大きく次の3つに分かれます。

従量課金(1件ごと)

送った件数に単価をかけて請求する方式です。公開料金のある会社の多くがこの方式でした。少ない件数から試せるので、初めてフォーム営業を外注する会社に向いています。一方で、最低発注件数や初期費用が別にかかる会社もあるため、単価の安さだけで選ばないようにします。

月額固定

毎月決まった金額を払い、その中に送信件数や運用の作業が含まれる方式です。送信だけの月3万〜10万円程度のプランと、反応した企業への電話(フォローコール)や商談の設定まで含む月10万円以上のプランに分かれます。毎月一定量を継続して送る会社や、送信後の対応まで任せたい会社に向いています。3ヶ月〜12ヶ月の最低契約期間があるプランが多い点に注意してください。

成果報酬

アポイントや商談が1件取れるごとに費用が発生する方式です。フォーム営業だけで成果報酬を公開している会社は少なく、電話やメールと組み合わせた商談獲得サービスで見られます。成果報酬で頼むときは、何を1件と数えるかを契約前に決めておく必要があります。決め方は有効アポの定義と契約書に書くべき5項目で解説しています。

自動送信と手動送信で単価が変わる理由

自動送信は1件5円前後から、手動送信は1件20〜40円が中心で、4〜6倍の差があります。この差は、主に次の3点から生まれます。

  • 作業の手間:手動送信は、スタッフが1件ずつフォームを開き、項目を確認しながら入力します。自動送信はプログラムが入力するため、1件あたりの人件費がほとんどかかりません。
  • 送れるフォームの範囲:入力項目が多いフォームや、画像認証があるフォームは、自動送信では送れないことがあります。手動なら送れる範囲が広がります。
  • 送らない判断:手動送信では、「営業目的の問い合わせはお断りします」と書かれたフォームを目で見て除外できます。自動送信では、こうしたフォームにも送ってしまうことがあります。

3点めは、単価以上に大事なポイントです。営業お断りのフォームへの送信は、相手企業からの苦情につながり、自社の評判を下げるおそれがあります。安さを優先して自動送信を選ぶ場合は、お断りのフォームを除外する仕組みがあるかを確認してください。自動と手動を組み合わせた「ハイブリッド型」を用意している会社もあります。送信方式ごとの違いは、フォーム営業代行の比較ページでも一覧で確認できます。

「1件あたり」の中身を確認する

同じ「1件30円」でも、何を1件と数えるかで、実際の費用は変わります。見積もりを比べる前に、次の3点をそろえてください。

課金の対象は「送信を試みた数」か「送信成功数」か

フォーム送信では、フォームの不具合や入力エラーで送れないものが一定数出ます。料金の数え方には次の2種類があります。

  • 送信成功数で数える:実際に送れた分だけ請求される
  • 送信を試みた数で数える:送れなかった分も件数に含まれる

たとえば、送信成功率が70%だったとします。送信を試みた数で1件30円の場合、実際に届いた1件あたりでは約43円になります。送信成功分だけに課金する1件40円のサービスのほうが、結果として安いことも起こります。

リスト作成は含まれるか

送信先リストを自社で用意するか、代行会社に作ってもらうかで、単価は大きく変わります。公開料金では、リスト作成込みのプランはリストなしより1件あたり5〜30円高くなっていました。自社にリストがない場合は、リスト作成込みの単価で比べるのが公平です。

税込か税抜か

公開料金は、税抜の会社、税込の会社、どちらとも書いていない会社が混ざっています。1件33円(税込)は税抜にすると30円です。比べるときは、どちらかにそろえてください。

同じ「30円前後」に見える料金でも、条件をそろえると次のように変わります。

表示の料金 条件 実際に届いた1件あたり(税抜・試算)
1件30円(税抜) 送信成功分のみ課金 30円
1件33円(税込) 送信を試みた数で課金、成功率70% 約43円
1件30円(税抜)+基本料金5,000円 3,000件送信、送信成功分のみ課金 約32円

単価ではなく総額で比べる:最低発注と契約期間

1件あたりの単価が安くても、最低発注件数、初期費用、最低契約期間があると、最初に払う金額は大きくなります。2,000〜3,000件を送る場合の初回の費用を、公開料金から試算すると次のとおりです。

会社・サービス 前提 初回にかかる費用(試算)
IB式 問い合わせフォーム営業代行 2,000件、初期費用0円 約4万円(税別)
クラウドセールス株式会社 ライトプラン、最低3ヶ月 月10万円〜×3ヶ月(税抜)
NetReal+ 3,000件、基本料金5,000円 約9.5万円(税抜)
エーポケ スタンダード2,000件、初期費用3万円 約12万円(税別)
WEBAPO リストなし2,000件、月額・初期費用込み 約13.2万円(税込)
FutureSearch ベーシック、最低3ヶ月(計4,500件) 約14.9万円(税込)
SakuSaku スモール2,000件×最低3ヶ月 約24万円

試算は、各社の公開料金をそのまま当てはめたものです。実際には、発注件数やオプションで金額が変わります。

ここからわかるのは、「単価が安いこと」と「初回の総額が小さいこと」は一致しないという点です。まず少ない件数で反応を見たいなら、最低発注が小さく、契約期間の縛りがない会社を選ぶと、試したあとで続けるかどうかを判断しやすくなります。反対に、毎月決まった件数を送り続けるなら、月額固定のプランのほうが1件あたりは安くなることがあります。契約期間を含めた総額は、費用シミュレーターで計算できます。

送った先の費用:アポ1件あたりに直すといくらか

発注する会社が本当に知りたいのは、送信1件の料金ではなく、アポイントや商談が1件取れるまでにいくらかかるかです。フォーム営業の反応率は、商材・送信先・文面によって大きく変わるため、ここでは仮の数字で計算の方法だけを示します。

例:手動送信 1件30円 × 1,000件 = 30,000円 送信1,000件あたりのアポが2件なら、アポ1件あたり 15,000円 送信1,000件あたりのアポが1件なら、アポ1件あたり 30,000円

この計算からわかるとおり、送信単価が10円違っても、アポ1件あたりの費用への影響は、文面やリストの質で反応率が変わることに比べると小さくなりがちです。単価の安さより、反応率を上げるための文面作成やリストの絞り込みに力を入れてくれるかで選ぶほうが、結果として安くなることがあります。

反応した企業に電話をかけて商談につなげる「フォローコール」を付けると、アポ1件あたりの費用は変わります。電話での営業代行の料金は、テレアポ代行の比較ページを参考にしてください。

見積もりを取るときに確認する7項目

フォーム営業代行の見積もりを複数社から取るときは、次の7項目をそろえて聞くと、比べやすくなります。

  1. 課金の対象は「送信成功数」か「送信を試みた数」か
  2. 送信方式は自動・手動・ハイブリッドのどれか。営業お断りのフォームを除外するか
  3. 送信先リストの作成は料金に含まれるか。リストの条件(業種・規模・エリア)をどこまで指定できるか
  4. 営業文面の作成・添削は料金に含まれるか。修正は何回までか
  5. 初期費用・月額の基本料金・最低発注件数・最低契約期間
  6. 送信後のレポートの内容(送信数・エラー数・URLのクリック・反応した企業)
  7. 料金は税込か税抜か

見積もりをもらったら、「初回にかかる総額」と「実際に届いた1件あたりの費用」の2つに直してから比べると、判断を間違えにくくなります。

まとめ

  • フォーム営業代行の料金相場は、手動送信で1件20〜40円、自動送信で1件5円前後から。月額固定は送信中心で月3万〜10万円、運用込みで月10万円以上。
  • 同じ単価でも、「送信成功数」で数えるか「送信を試みた数」で数えるか、リスト作成が含まれるか、税込か税抜かで、実際の費用は変わる。
  • 単価が安くても、最低発注件数・初期費用・契約期間によって初回の総額は大きくなる。単価ではなく総額で比べる。
  • 送信単価の差より、文面とリストの質による反応率の差のほうが、アポ1件あたりの費用に大きく効く。

フォーム営業に対応する各社の公開料金と送信方式は、フォーム営業代行の比較ページで一覧にしています。候補を2〜3社に絞ったら、同じ条件で見積もりを取り、総額で比べてみてください。

よくある質問

Q. フォーム営業代行は最低いくらから頼めますか?

A. 公開料金を見る限り、1件から頼める会社もあれば、500件・2,000件・3,000件からといった最低発注を設けている会社もあります。初期費用や月額の基本料金がかかる会社もあるため、最初の1回にかかる総額は数千円から十数万円まで幅があります。単価だけでなく、最低発注と初期費用を足した金額で比べてください。

Q. 営業文面の作成は料金に含まれますか?

A. 会社によって分かれます。文面作成を無料で含める会社がある一方、1件1万〜3万円程度のオプションにしている会社もあります。見積もりでは、文面の作成・添削・修正回数が料金に含まれるかを必ず確認してください。

Q. 送信エラーになった分も請求されますか?

A. 課金の単位によります。「送信成功分のみ課金」と明記している会社では請求されませんが、「送信を試みた件数」で数える会社では、フォームの不具合などで届かなかった分も件数に含まれます。同じ1件30円でも、実際に届いた1件あたりの費用は変わります。

Q. フォーム営業ツールと代行では、どちらが安いですか?

A. 月額だけを見ると、ツールは月1万〜4万円程度からと代行より安く始められます。ただし、リスト作成・文面作成・送信作業・反応の管理を社内で行う必要があります。担当者の工数を人件費に換算して、代行の総額と比べるのがおすすめです。